更新日:

コーティング

最高峰の艶を与える
車用コーティング剤|
黒・白い車の艶を高める方法

車をきれいに見せるうえで、艶は印象を大きく左右します。ボディに深みのある艶があると、同じ車でも色が濃く、輪郭まで引き締まって見えます。

一方で、コーティング剤ならどれでも同じように艶が出るわけではありません。撥水性や耐久性を重視した製品もあれば、見た目の艶を最大限に高めることを目的とした製品もあります。

また、黒い車は艶の違いが分かりやすい一方、白やシルバーは変化が伝わりにくく、「施工してもあまり艶が出ない」と感じることがあります。しかし、ボディカラーに合わせて下地を整え、適切なコーティング剤を使用することで、白い車でも透明感や立体感を高められます。

本記事では、日本最大級の海外カーケア専門店arinomama(ありのまま)が、車の艶を最大限に高めるコーティング剤と施工方法を詳しく解説します。

艶特化コーティングの効果

艶特化コーティングを施工すると、塗装面の映り込みが鮮明になり、ボディカラーに深みが生まれます。特に黒い車は変化が分かりやすく、施工前と比べて色が濃くなったように見え、輪郭も引き締まります。

また、コーティング剤が塗装表面を覆うことで、微細な薄傷による光の乱反射が抑えられ、微細な洗車キズが目立ちにくくなる効果もあります。

今回使用するtershine Refract V4は、艶に加えて排水性能を備えており、雨水や洗車時の水がまとまりながら流れ落ちます。さらに、帯電防止効果によって、ほこりや汚れの付着を軽減できる点も特徴です。

今回は、黒い塗装面の左側にRefract V4を実際に施工し、右側を未施工のまま残して、艶の違いを比較しました。

艶の比較|左:艶特化コーティング施工後/右:施工前

白・シルバーの艶を最大限に高める方法

ホワイトパールやシルバーは、黒い車と比べて艶の変化が分かりにくいボディカラーです。

これらの車で艶を最大限に高めるには、艶特化コーティングを施工するだけでなく、塗装表面に付着した水垢や軽いスケールによるくすみを取り除くことが重要です。

白やシルバーは黒い車ほど汚れやくすみが目立たないため、一見きれいに見えていても、塗装本来の透明感や艶が損なわれていることがあります。そのため、コーティングを施工しても期待したほど艶が出ない場合や、施工後しばらくすると艶が弱くなったように感じる場合は、塗装表面のくすみが原因となっている可能性があります。

今回は、水垢や軽いスケールによるくすみが残った状態と、それらを除去したうえで艶特化コーティングを施工した状態を比較しました。施工後は塗装表面がクリアになり、本来の艶感がより際立っています。

Before|水垢・油汚れが蓄積
After|クリアな艶感に

艶特化コーティングの正しい施工方法

1. クロスを2枚用意する

コーティングの塗り込み用と、仕上げの拭き取り用に、マイクロファイバークロスを1枚ずつ用意します。

同じクロスで両方の作業を行うと、コーティング剤を再び塗り広げてしまい、ムラが残りやすくなります。

特に拭き取り用には、清潔で乾いたクロスを使用してください。

2. クロスにコーティング剤を2〜3回スプレーする

塗り込み用のクロスに、コーティング剤を2〜3回スプレーします。

ボディへ直接吹きかけると、施工する範囲の外にも液剤が飛散し、意図しない箇所に付着することがあります。

最初は少量から塗り広げ、クロスに液剤が足りなくなった場合に1〜2回ずつ追加してください。

3. 1パネルずつ薄く塗り込む

コーティング剤を含ませたクロスで、ボンネットやドアなど、1パネルずつ薄く均一に塗り広げます。

一度に広い範囲へ施工すると、ムラになりやすくなります。

特に夏場やボディが熱を持っている場合は、施工範囲をさらに小さく区切って作業してください。

4. 2枚目のクロスですぐに拭き取る

1パネルの塗り込みが終わったら、清潔で乾いた2枚目のクロスを使って、表面に残った余分なコーティング剤を拭き取ります。

クロスの同じ面だけを使い続けると、拭き取った液剤を再び塗り広げてしまうため、面をこまめに変えながら仕上げるのがポイントです。

5. さらに艶を高める場合は重ね塗りする

1回の施工でも十分な艶を得られますが、さらに深みのある仕上がりを求める場合は、同じ手順でもう一度施工します。

一度に多く塗るのではなく、1層ずつ薄く均一に重ねることが重要です。

2層施工することで、塗装面に膜厚感が生まれ、より濃く立体的な艶を感じやすくなります。

ムラになりやすいときの対処法

簡易コーティング剤は、一度に多く使用した場合や、拭き取りに適していないクロスを使用した場合にムラが残ることがあります。きれいに仕上げるためには、次の3つを意識してください。

1. コーティング剤を薄く塗る

ムラを防ぐうえで最も重要なのは、一度に多く塗りすぎないことです。

使用量が多いほど艶が増すわけではなく、余分な液剤が塗装面に残ることで、拭き取りが重くなり、ムラや拭き筋の原因になります。

クロスに少量ずつ追加し、薄く均一に塗り広げることが大切です。

2. 水で濡らして硬く絞ったクロスで拭く

ムラを取り除けない場合は、水で濡らして硬く絞ったマイクロファイバークロスで軽く拭き上げます。

水拭きで余分なコーティング剤を均一に整えたあと、必ず乾いたマイクロファイバークロスで乾拭きし、仕上げてください。

3. コーティング拭き取り用クロスを使用する

マイクロファイバークロスと一口にいっても、毛足の長さや厚み、織り方によって適した用途が異なります。

使用量や施工範囲を調整してもムラになりやすい場合は、施工方法だけでなく、使用しているクロスを見直すことも重要です。

▶︎ コーティング拭き取り用クロスを見る

専門店がおすすめする艶特化コーティング剤

arinomamaがおすすめする車用コーティング剤は、スウェーデンのカーケアブランドtershine(ターシャイン)の「Refract V4」です。

tershineは、艶を追求した製品開発を得意とするブランドです。Refract V4は、そのtershineが艶を最優先に設計したセラミックスプレーコーティングで、スウェーデンでも高い人気を誇ります。

最大の特徴は、セラミック被膜をまとったような膜厚感と、濡れたような深い艶です。黒い車では塗装色がより濃く見え、ホワイトパールやシルバーでは透明感や立体感を引き出します。

塗装だけでなく、ホイール、プラスチック、未塗装樹脂にも使用でき、コーティング施工車やバイクのメンテナンスにもおすすめです。

まとめ

艶特化コーティングは、塗装面の映り込みを鮮明にし、ボディカラーに深みと立体感を与えます。特に黒い車は施工前後の違いが分かりやすく、色が濃くなったような艶を感じやすいボディカラーです。

一方、ホワイトパールやシルバーは艶の変化が分かりにくいため、コーティングを施工するだけでなく、水垢や軽いスケールによるくすみを取り除くことが重要です。下地を整えてから艶特化コーティングを施工することで、白は透明感やパールの立体感が増し、シルバーはボディラインの陰影や金属感が引き立ちます。

きれいに仕上げるためには、コーティング剤を一度に多く使用せず、クロスへ少量ずつスプレーして、1パネルごとに薄く均一に施工します。ムラになりやすい場合は、使用量を減らす、水で濡らして硬く絞ったクロスで整える、コーティング拭き取り用クロスへ変更するなどの対策が有効です。

筆者

佐久間 陽平|株式会社insieme 代表取締役

2019年より海外カーケアブランドの正規輸入事業を開始。
現在はヨーロッパを中心に20以上のブランドを取り扱う、日本最大級の海外カーケア通販サイト「arinomama(ありのまま)」を運営。

ドイツ・イギリス・スウェーデンなどの最新カーケア製品・技術を日本市場へ導入し、製品選定・検証・販売まで一貫して手掛ける。

東京都内でカーディテイリング専門店も運営し、施工現場で得た一次情報をもとに、コーティング・洗車・メンテナンスに関する実践的な情報を発信。

コラム一覧
  1. Home
  2. Column
  3. 最高峰の艶を与える 車用コーティング剤| 黒・白い車の艶を高める方法
施工店一覧 フォームで相談