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洗車用拭き上げタオルおすすめ3選|大判タイプの選び方と正しい使い方
洗車後のボディに残った水滴を効率よく拭き取るには、吸水性に優れた洗車用の拭き上げタオルが欠かせません。
一般的なマイクロファイバークロスでも拭き上げはできますが、何度も絞る必要があり、車全体を仕上げるまでに時間がかかります。特にミニバンやSUVなどの大きな車には、広い範囲を一度に拭き取れる大判タイプが便利です。
ただし、拭き上げタオルは、両面・片面の違いや生地の厚み、吸水量、濡れたときの重さによって使いやすさが異なります。
本記事では、洗車用品専門店がおすすめする拭き上げタオル3製品を紹介するとともに、大判タイプの選び方や正しい使い方、絞り方、洗濯方法まで詳しく解説します。
洗車用拭き上げタオルおすすめ3選
大型車にもおすすめ|3.5Lを吸水する両面タイプの拭き上げタオル
KLiN DRYING DUOは、吸水力を重視した両面タイプの大判ドライングタオルです。
90×70cmの大判サイズに、吸水性の高いツイストパイル生地を両面に採用。約3.5Lの水分を吸収できるため、ミニバンや大型SUVなど、ボディ面積の広い車にも適しています。
ボディの上に広げて軽く引くだけで、ボンネットやルーフなどの広い面に残った水滴を効率よく拭き取れます。吸水量に余裕があるため、絞る必要がなく、洗車後の拭き上げ時間を大幅に短縮できます。
また、縁の硬い縫製部分が塗装面に当たりにくいシームレス設計を採用。コーティング施工車やデリケートな塗装面にも使いやすい仕様です。
大型車を1枚で拭き上げたい方や、軽さよりも吸水力を重視したい方におすすめです。



コーティング車におすすめ|水分を残しにくい両面タイプの拭き上げタオル
KLiN DRYING DUO EVOは、コーティング施工車の拭き上げを想定して設計された、両面タイプの大判ドライングタオルです。
80×75cmの大判サイズに、毛足の短いマイクロツイストパイルを採用。一般的な毛足の長いドライングタオルと比べて、塗装面に残った細かな水分まで取り除きやすく、より乾いた仕上がりを目指せます。
通常のDRYING DUOが大量の水分を吸収・保持することを重視しているのに対し、DRYING DUO EVOは、塗装面に水分を残しにくいことを重視したモデルです。洗車後の水ジミを抑えたい方や、コーティング車をきれいに仕上げたい方に適しています。
また、毛足が短いため、エンブレムやモールなどの細かな部分に繊維が引っかかりにくいのも特徴です。広い面はボディに広げて軽く引き、細部は折りたたんで拭き上げられます。
前述のDRYING DUOより総吸水量はやや少ないものの、吸水量よりも水分を残さない仕上がりを重視したい方におすすめです。


小型車にもおすすめ|軽くて取り回しやすい片面タイプの拭き上げタオル
KLiN DRYING ZERO HDは、軽さと取り回しやすさを重視した、片面タイプの大判ドライングタオルです。
90×70cmの大判サイズながら、単層・片面ツイストパイル構造を採用。両面タイプの厚手タオルと比べて軽く、濡れた後も重くなりすぎにくいため、ボディの側面や細かな部分もスムーズに拭き上げられます。
生地には、従来より長く密度を高めた8mmのツイストパイルを採用。薄手で扱いやすい一方、洗車後の水滴をしっかり吸収でき、ボンネットやルーフなどの広い面にも使用できます。
特に、軽自動車やコンパクトカーなど、ボディサイズが比較的小さい車両に適しています。また、厚手の大判タオルを重く感じる方や、力に自信がない方でも取り回しやすいのが特徴です。
縁部分には、やわらかなナノスエード素材を採用。塗装面への当たりがやさしく、コーティング施工車や黒系ボディ、デリケートな塗装面にも使用できます。
大判タオルの吸水性は欲しいものの、厚みや重さを抑えて軽快に拭き上げたい方におすすめです。


洗車用拭き上げタオルの正しい使い方
大判の拭き上げタオルは、一般的なマイクロファイバークロスのように、ボディを何度も往復して拭く必要はありません。水滴が残っている部分にタオルを広げて置き、そのまま手前へすっと引くだけで、広い範囲の水分を効率よく吸収できます。
ボンネットやルーフなどの平らな面では、タオルをできるだけ広げ、強く押し付けずに、タオルの重みだけで手前へ引きます。ゴシゴシこすると洗車傷の原因になるため、タオルの吸水力を利用してやさしく拭き上げることが大切です。

ドアやフェンダーなどの側面を拭く際は、タオルの上側の端を片手で持って固定し、もう片方の手で拭き上げる部分を操作します。タオル全体を垂らしたまま使用すると、下側が地面に触れて砂や異物が付着する可能性があるため注意しましょう。
片面タイプのタオルは、折りたたんで小さくすると操作性が高まり、ドアミラー周辺やバンパー、細かな曲面なども拭き上げやすくなります。広い面では大きく広げ、細かな部分では折りたたむなど、拭く場所に合わせて使い分けるのがおすすめです。


拭き上げタオルの絞り方
両面タイプの大判ドライングタオルは、厚みのある生地に多くの水分を保持できるため、基本的には途中で絞らずに1台を拭き上げることを想定しています。
吸水量が限界に近づき、絞る必要がある場合は、タオルを細長く折り、水が下方向へ流れるように持って、両手でやさしく水分を押し出します。雑巾のように強くねじると、マイクロファイバーの繊維や縁部分に負担がかかり、吸水性や耐久性が低下する原因になるため注意しましょう。
片面タイプは両面タイプより薄く、比較的絞りやすい構造です。タオルを数回折りたたみ、強くねじらずに、両手で握るようにして水分を押し出します。
いずれのタイプも、完全に水分を抜こうと力を入れすぎる必要はありません。繊維を傷めないよう、余分な水分だけをやさしく取り除くことが、吸水性を長持ちさせるポイントです。

吸水性を長持ちさせる洗濯方法
拭き上げタオルは、使用後できるだけ早く洗い、繊維に残った汚れや油分を落とすことが大切です。汚れたまま放置すると、油分や洗剤成分が繊維の奥に蓄積し、本来の吸水性能を発揮しにくくなることがあります。
洗濯する際は、柔軟剤や漂白剤を使用しないでください。特に柔軟剤は繊維の表面に膜のように残り、マイクロファイバーの細かな隙間をふさいでしまうため、吸水性が低下する原因になります。マイクロファイバー専用洗剤、または柔軟剤・漂白剤を含まない中性液体洗剤を使用しましょう。
また、拭き上げタオルは、コーティング剤やワックスに使用したクロスとは分けて洗うのがおすすめです。一緒に洗うと、クロスに付着した油分やコーティング成分が移り、拭き上げタオルの吸水性が低下する可能性があります。
洗濯後は洗濯機で脱水し、乾燥機は基本的に使用せず、風通しのよい日陰で自然乾燥させます。直射日光の下で長時間干したり、高温の乾燥機を使用したりすると、熱によって繊維が硬くなり、タオル本来の柔らかさや吸水性が失われる原因になります。
拭き上げタオルの詳しい洗濯手順や、吸水性が低下した場合のメンテナンス方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ
洗車後の拭き上げを効率よく行うには、吸水性に優れた大判の拭き上げタオルがおすすめです。一般的なマイクロファイバークロスより広い範囲を一度に拭き取れるため、作業時間の短縮につながります。
選ぶ際は、大型車には吸水量の多い両面タイプ、小型車や扱いやすさを重視する方には軽量な片面タイプが適しています。
使用するときは、ボディに広げてタオルの重みだけでやさしく引き、ゴシゴシこすらないことが大切です。また、使用後は柔軟剤や漂白剤を避けて洗濯し、日陰で自然乾燥させることで、吸水性を長く保ちやすくなります。
車の大きさや使い方に合った拭き上げタオルを選び、洗車後の作業をより快適に仕上げましょう。

佐久間 陽平|株式会社insieme 代表取締役
2019年より海外カーケアブランドの正規輸入事業を開始。
現在はヨーロッパを中心に20以上のブランドを取り扱う、日本最大級の海外カーケア通販サイト「arinomama(ありのまま)」を運営。
ドイツ・イギリス・スウェーデンなどの最新カーケア製品・技術を日本市場へ導入し、製品選定・検証・販売まで一貫して手掛ける。
東京都内でカーディテイリング専門店も運営し、施工現場で得た一次情報をもとに、コーティング・洗車・メンテナンスに関する実践的な情報を発信。