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専門店が選ぶ、車用ガラスクリーナー|おすすめ製品と使い方を解説

窓ガラスをしっかり拭き上げたつもりでも、拭き筋やムラが残り、なかなかきれいに仕上がらず悩んだことはありませんか?

車用ガラスクリーナーは、窓ガラスに付着した手垢やホコリ、皮脂、軽い油汚れなどを落とし、クリアな視界を保つためのカーケア用品です。外窓だけでなく、汚れや拭き跡が目立ちやすい内窓の清掃にも使用できます。

ガラスクリーナーは、製品の洗浄力だけでなく、使用するクロスや拭き取り方によっても仕上がりが大きく変わります。適切な方法で清掃することで、拭き筋やムラを抑え、内窓も外窓も透明感のある状態に仕上げやすくなります。

本記事では、海外カーケア用品専門店がおすすめする車用ガラスクリーナーを紹介するとともに、拭き跡を残さずきれいに仕上げる使い方や、クロスの選び方について解説します。

車用ガラスクリーナーの効果

車の窓ガラスには、飛沫や皮脂、ホコリなどが少しずつ蓄積していきます。とくに内窓は、普段はそこまで汚れていないように見えても、湿度の高い日や夕日が差し込む時間帯、夜間に対向車や街灯の光が当たったときに、拭き筋や油っぽい汚れが目立ちやすくなります。

こうした汚れを放置すると、光がにじんだり反射したりして、運転中の視界を妨げることがあります。とくにフロントガラスや運転席まわりの窓は、安全な視界を確保するためにも定期的な清掃が重要です。

ガラスクリーナーを使用すると、窓ガラスに付着した皮脂や指紋、軽い油汚れを落としやすくなり、透明感のある仕上がりになります。

以下では、汚れた窓ガラスを実際に清掃し、見え方の違いを比較します。ガラスクリーナーを正しく使用することで、見た目の清潔感だけでなく、運転中の視認性も改善できます。

Before|汚れが付着した窓ガラス
After|ガラスクリーナーで仕上げた窓ガラス

ガラスクリーナーで落とせる汚れ・落とせない汚れ

車用ガラスクリーナーは、窓ガラスに付着した手垢や皮脂、指紋、ホコリ、軽い油汚れなどを落とすのに適しています。

一方で、ガラス表面に付着した油膜やウロコは、ガラスクリーナーでは落とせません。見た目が似ていても汚れの性質が異なるため、それぞれに合った除去方法が必要です。

油膜は、排気ガスや道路上の油分などがガラス表面に付着してできる汚れです。濡らして固く絞ったクロスで窓ガラスを拭くと、模様のように浮き上がって見えるため、付着を確認しやすくなります。除去するには、油膜除去剤を使用してガラス表面を磨きます。

ウロコは、雨水や洗車後の水滴に含まれるミネラル分が乾燥し、ガラス表面に固着した汚れです。白い輪ジミや水滴の跡として確認できます。油膜よりも頑固なため、ガラス専用の研磨剤を使用して研磨する必要があります。

一度付着した油膜をガラスクリーナーで落とすことはできません。ただし、こまめにガラスクリーナーを使用して汚れを蓄積させないことで、油膜の付着を軽減できます。

油膜|濡らしたクロスで拭くと浮き上がって見える汚れ
ウロコ|輪ジミのようにガラスに固着した汚れ

ガラスクリーナーの使い方

1.クロスを2枚用意する

汚れを落とすためのクロスと、仕上げ拭き用のクロスを1枚ずつ用意します。

1枚だけで仕上げようとすると、クロスに移った汚れや水分がガラス面に残り、拭き筋やムラの原因になります。

また、窓ガラスには必ず清潔なクロスを使用してください。

ボディを拭いたクロスでそのままガラスを拭くと、いつまで経ってもきれいに仕上がらない原因になります。

2.ガラスクリーナーをスプレーする

外窓は、ガラス面へ直接スプレーしても問題ありません。

一方、内窓はダッシュボードやメーターパネルへの飛散を防ぐため、ガラスへ直接吹き付けず、汚れ落とし用のクロスに適量スプレーして使用するのがおすすめです。

一度に複数の窓へスプレーせず、ガラスクリーナーが乾く前に拭き取れるよう、窓ガラス1枚ずつ作業を進めましょう。

3.汚れ落とし用クロスで拭く

ガラスクリーナーを汚れに馴染ませるように、汚れ落とし用のクロスで窓ガラス全体を素早く拭きます。

この段階では、拭き筋やムラを気にする必要はありません。ガラスクリーナーで汚れを浮かせながら、クロスでしっかり回収することを意識してください。

4.乾いたクロスで仕上げる

汚れを拭き取ったら、仕上げ用の乾いたクロスに持ち替え、窓ガラスに残ったガラスクリーナーを素早く拭き上げます。

拭きムラの主な原因は、湿ったクロスで仕上げ拭きをしてしまうことです。

クロスが湿ってきたら面を替え、常に乾いた面を使いながら、拭き筋やムラが残っていないか確認して仕上げます。

ガラスクリーナーに適したクロスの選び方

窓ガラスをきれいに仕上げるには、ガラスクリーナーだけでなく、使用するクロス選びも重要です。

添付画像のような毛足が長く、ふんわりとしたプラッシュタイプのマイクロファイバークロスは、塗装面の仕上げ拭きには適していますが、ガラスに使用すると細かな繊維(リント)が残りやすいため、窓ガラスの拭き上げにはあまり適していません。

上記のようなプラッシュタイプはリント(糸くず)が残りやすく、窓ガラスには適していない

窓ガラスには、必ずしも専用クロスを使用しなければならないわけではありませんが、クリアな仕上がりを重視する場合は、毛足が短く、糸くずが出にくいクロスを選ぶのがおすすめです。

なかでも、細かな凹凸を持つワッフル構造のマイクロファイバークロスは、ガラス面に付着した皮脂やホコリを回収しやすく、リントや拭きムラも残りにくい特徴があります。

arinomamaのおすすめは、KLiN(クリン)の「Glass Shine」です。特殊なマイクロワッフル構造により、細かな繊維が残りにくく、透明感のある状態に仕上げることができます。

【マイクロスコープ画像】糸くずや拭きムラが残りにくい、細かなマイクロワッフル構造

専門店がおすすめする車用ガラスクリーナー

arinomamaがおすすめするのは、スウェーデンのカーケアブランドtershine(ターシャイン)の「Vision」です。

Visionは、外窓・内窓のどちらにも使用できるアンモニア未配合のガラスクリーナーです。アンモニアを含む製品はスモークフィルムに使用できない場合がありますが、Visionはフィルム施工車にも使いやすい設計になっています。

従来品よりも洗浄力と拭き取り時の滑りを高めるため、液剤はやや粘度のあるジェル状に仕上げられています。ガラス面に留まりやすく、手垢や皮脂、ホコリなどの日常的な汚れをすっきり拭き取れるのが特徴です。

窓ガラスだけでなく、メーターパネルやタッチパネル、パソコンやタブレットのモニター、鏡などの清掃にも使用できます。拭き上げたあとは表面が滑らかに仕上がり、ホコリや指紋も付着しにくくなります。

滑らかな手触りに仕上がり、ホコリや指紋の付着も軽減します

まとめ

車用ガラスクリーナーは、窓ガラスに付着した手垢や皮脂、指紋、ホコリ、軽い油汚れなどを落とし、クリアな視界を保つためのカーケア用品です。

きれいに仕上げるためには、ガラスクリーナーの性能だけでなく、清潔なクロスを2枚用意し、汚れ落としと乾拭きを分けることが重要です。とくに仕上げ用クロスが湿っていると、拭き筋やムラが残りやすいため、乾いた面を使って仕上げましょう。

一方で、ガラス表面に固着した油膜やウロコは、ガラスクリーナーでは落とせません。油膜には油膜除去剤、ウロコにはガラス専用の研磨剤を使用するなど、汚れの種類に合わせた除去方法が必要です。

一度付着した油膜をガラスクリーナーで落とすことはできませんが、定期的に窓ガラスを清掃して汚れを蓄積させないことで、油膜の付着を軽減できます。

本記事で紹介した使い方やクロスの選び方を参考に、外窓・内窓を定期的に清掃し、拭き跡のないクリアな視界を保ちましょう。

佐久間 陽平|株式会社insieme 代表取締役

2019年より海外カーケアブランドの正規輸入事業を開始。
現在はヨーロッパを中心に20以上のブランドを取り扱う、日本最大級の海外カーケア通販サイト「arinomama(ありのまま)」を運営。

ドイツ・イギリス・スウェーデンなどの最新カーケア製品・技術を日本市場へ導入し、製品選定・検証・販売まで一貫して手掛ける。

東京都内でカーディテイリング専門店も運営し、施工現場で得た一次情報をもとに、コーティング・洗車・メンテナンスに関する実践的な情報を発信。

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