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専門店が選ぶ、タイヤクリーナー|おすすめ製品の効果・使い方を解説
タイヤに付着した泥汚れや油汚れ、古いタイヤワックスを落とすには、専用のタイヤクリーナーが効果的です。通常のカーシャンプーでは落としにくい汚れも浮かせやすく、タイヤ本来の黒さを取り戻せます。製品によってはホイールにも使用できるため、足回りをまとめて洗浄したい方にも便利です。
ただし、誤った使い方や過度な頻度での使用は、タイヤに悪影響を与える可能性があります。製品の特性を確認し、適切な頻度で正しく使うことが大切です。
本記事では、実際の施工事例をもとにタイヤクリーナーの効果を確認しながら、専門店がおすすめする製品と正しい使い方、使用時の注意点を紹介します。
タイヤクリーナーの効果
タイヤは路面に近いため、走行中に泥や油分などの汚れが付着しやすい部分です。さらに、タイヤワックスを繰り返し施工している場合は、劣化した成分が汚れを巻き込んで蓄積することもあります。
通常のカーシャンプーでも表面の軽い汚れは落とせますが、こうした蓄積汚れには、専用のタイヤクリーナーを使った洗浄が適しています。
汚れをしっかり落とすことでタイヤ本来の黒さが戻り、その後に塗布するタイヤワックスもムラなく仕上がりやすくなります。
以下の画像は、実際にタイヤクリーナーを使用し、施工前後の状態を比較したものです。


正しい使い方と洗浄手順
1.タイヤに水をかける
まずはタイヤ全体に水をかけ、表面に付着した砂や泥などの大まかな汚れを洗い流します。
走行直後は足回りに熱が残っているため、この段階でしっかり水をかけて冷ましておきましょう。
また、タイヤ表面をあらかじめ濡らしておくことで、タイヤクリーナーが泡立ちやすくなります。

2.タイヤクリーナーをブラシにスプレーする

タイヤブラシにタイヤクリーナーを数回スプレーし、ブラシ全体に液剤をなじませます。
アルカリ性のタイヤクリーナーをタイヤへ直接吹きかけると、ホイールや塗装面へ飛散することがあります。
そのまま気付かずに乾燥するとシミの原因になるため、ブラシにスプレーしてから洗う方法がおすすめです。
3.全体をまんべんなくブラッシングする
タイヤブラシを使い、サイドウォール全体を適度な力でまんべんなくブラッシングします。
強く擦りすぎる必要はなく、ブラシを細かく動かしながら、汚れを少しずつ落としていきます。
泡立ちが弱くなった場合は、ブラシにタイヤクリーナーを追加して洗浄しましょう。

4.水でしっかり洗い流す

ブラッシングが終わったら、浮き上がった汚れとタイヤクリーナーを水でしっかり洗い流します。
タイヤの文字や模様の隙間には泡や洗浄成分が残りやすいため、角度を変えながら丁寧にすすぎましょう。
理想は泡が白くなるまで、同じ工程を繰り返します。
5.水分を拭き取る
すすぎが終わったら、マイクロファイバークロスでタイヤとホイールに残った水分を拭き取ります。
特にホイールは水滴を残したまま乾燥させると、水垢やシミの原因になることがあります。
タイヤワックスを施工する場合も、表面に水分が残っているとムラになりやすいため、しっかり乾かしてから次の工程へ進みましょう。

6.必要に応じてタイヤワックスを塗布する

タイヤを黒く艶やかに仕上げたい場合は、表面が乾いてからタイヤワックスを塗布します。
初心者には、扱いやすく自然な艶に仕上がる水性タイプがおすすめです。アプリケーターに適量を取り、サイドウォール全体へ薄く均一に塗り広げましょう。
油性タイプは耐久性に優れる一方、古いワックスを落とさずに重ねると汚れが蓄積することがあります。
定期的にタイヤクリーナーで下地を整えてから施工します。
タイヤクリーナーの使用頻度と注意点
使用頻度とタイヤへの影響
タイヤクリーナーを使った本格洗浄は、2〜3か月に1回程度が目安です。毎回の洗車で使用してもすぐに問題が起きるわけではありませんが、汚れが軽い場合は水洗いや簡単な洗浄でも十分です。
適切な製品を正しく使用すれば、ひび割れを過度に心配する必要はありません。ただし、洗浄力の強い製品を必要以上の頻度で使い続けることは避け、タイヤの汚れに応じて使用しましょう。
液剤を乾かさない
アルカリ性のタイヤクリーナーがタイヤやホイール、塗装面に付着したまま乾くと、水分が蒸発して液剤の濃度が高まり、シミや変色の原因になることがあります。
施工中は液剤を乾かさず、乾きそうな場合は水をかけながら作業します。洗浄後は泡や洗浄成分が残らないよう、十分な水でしっかり洗い流しましょう。

専門店がおすすめするタイヤクリーナー
arinomamaがおすすめするタイヤクリーナーは、UltraCoat(ウルトラコート)の「Wheel & Tyre Cleaner」です。
マイルドなアルカリ性で、泥汚れや油汚れ、古いタイヤワックスを落とすために必要な洗浄力を備えています。泡立ちがよく、液剤が乾きにくいため、ブラシをスムーズに動かしながら洗浄できる点も特徴です。
通常のタイヤはもちろん、ホイールやホワイトレタータイヤ、ゴムマットの洗浄にも使用できます。自動車だけでなく、バイクのタイヤやホイールにも使用可能です。
また、濃縮タイプのため少量でも泡立ちやすく、全国のコーティング専門店でも採用されています。日常的なメンテナンスから業務用の洗浄まで幅広く使え、コストパフォーマンスを重視する方にもおすすめです。
ホワイトレタータイヤの詳しい洗浄方法は、以下の記事で解説しています。
関連記事:ホワイトレタータイヤの洗浄方法

まとめ
タイヤクリーナーは、通常のカーシャンプーでは落としにくい泥汚れや油汚れ、茶色汚れ、古いタイヤワックスを除去するための専用洗浄剤です。
正しい使い方で洗浄することで、タイヤ本来の黒さが戻り、タイヤワックスもムラなく仕上がりやすくなります。ホイールにも使用できる製品であれば、足回りをまとめて洗浄できる点もメリットです。
タイヤクリーナーは、適切な製品を正しい頻度で使用すれば、タイヤに悪い影響やひび割れを過度に心配する必要はありません。ただし、洗浄力の強い製品を頻繁に使ったり、液剤を乾かしたりすることは避けましょう。本格洗浄は2〜3か月に1回程度が目安です。
タイヤクリーナーを選ぶ際は、洗浄力だけでなく、泡立ちや使いやすさを確認することが大切です。初めて使う方は、マイルドなアルカリ性で扱いやすい製品から試してみてください。

佐久間 陽平|株式会社insieme 代表取締役
2019年より海外カーケアブランドの正規輸入事業を開始。
現在はヨーロッパを中心に20以上のブランドを取り扱う、日本最大級の海外カーケア通販サイト「arinomama(ありのまま)」を運営。
ドイツ・イギリス・スウェーデンなどの最新カーケア製品・技術を日本市場へ導入し、製品選定・検証・販売まで一貫して手掛ける。
東京都内でカーディテイリング専門店も運営し、施工現場で得た一次情報をもとに、コーティング・洗車・メンテナンスに関する実践的な情報を発信。