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専門店が選ぶ、窓ガラスコーティング剤|DIY向けおすすめ製品と使い方
窓ガラスコーティングは、雨天時の視認性を高め、油膜や汚れの付着を抑えるためのカーケア用品です。DIY向けのコーティング剤も多く、自分で施工することで費用を抑えながら、フロントガラスやサイドガラスに撥水効果を付与できます。
ただし、窓ガラスに油膜やウロコ汚れが残ったまま施工すると、コーティング剤の定着が悪くなり、本来の耐久性を発揮できないことがあります。きれいに長持ちさせるには、施工前の下地処理と、製品に合った正しい使い方が重要です。
本記事では、DIY向け窓ガラスコーティング剤の効果を実際の施工事例で確認しながら、下地処理から塗布、拭き取りまでの手順と、専門店がおすすめする製品を紹介します。
窓ガラスコーティング剤の効果
以下の画像は、窓ガラスコーティング剤を施工し、施工前後の水弾きを比較したものです。
適切な下地処理を行ってから正しく施工すれば、フロントガラスでは最長約1年、ワイパーの摩擦を受けにくいサイドガラスでは約1年半〜2年の耐久性が期待できます。
ただし、油膜やウロコ汚れが残った状態で施工すると、コーティング剤がガラスへ十分に定着せず、本来の撥水性能や耐久性を発揮できません。DIY施工であっても、事前にガラス表面を整えることが、きれいな仕上がりを長く維持するポイントです。


下地処理と窓ガラスコーティング剤の使い方
ここでは、arinomamaがおすすめする窓ガラスコーティング剤を例に、基本的な施工手順を紹介します。
製品ごとに乾燥時間や拭き取り方法は異なりますが、下地処理の考え方はカー用品店で販売されている一般的な製品にも共通して活用できます。
1.ガラスクリーナーで念入りに汚れを落とす
最初にガラスクリーナーを使用し、窓ガラスに付着したホコリや砂を念入りに拭き取ります。
この段階で車両全体に水をかけると、作業中に残った水分が乾燥し、水垢やシミの原因になることがあります。
油膜除去を行う前は、車両全体を水洗いするのではなく、ガラスクリーナーで窓ガラスのみをきれいにしておく方法がおすすめです。

2.マスキングテープで周囲を養生する

油膜除去をする前に、窓ガラス周辺のボディや未塗装樹脂、ゴムモールをマスキングテープで養生します。
油膜除去剤には研磨成分が含まれており、ボディへ付着すると塗装面のコーティングを落としてしまうことがあります。
特にガラスの端まで施工する場合は、周囲へ液剤がはみ出さないよう、あらかじめ保護しておきましょう。
3.ガラス表面に軽く打ち水をする
油膜除去剤を使用する前に、施工する範囲へ少量の水をかけ、ガラス表面を軽く濡らします。
あらかじめ打ち水をしておくことで、油膜除去剤やアプリケーターの滑りが良くなり、ガラスへ均一に力をかけながら作業しやすくなります。

4.油膜除去剤で小さな範囲から磨く

油膜除去剤をアプリケーターに適量取り、ガラスを小さな範囲に分けながら磨いていきます。
一度に広い範囲へ施工すると、液剤が乾いて作業しにくくなるため、15〜20cm四方を目安に少しずつ進めましょう。
力を入れすぎず、縦横に動かしながら、液剤が均一に広がるように磨くことがポイントです。
5.濡らして固く絞ったクロスで拭き取る
油膜除去が終わったら、水で濡らして固く絞ったマイクロファイバークロスで、ガラス表面の研磨成分を拭き取ります。
このとき、水が均一に広がる親水状態になっていれば、油膜や既存の撥水被膜が除去できている目安です。
部分的に水を弾く箇所が残っている場合は、その部分を再度磨きましょう。

6.ガラスクリーナーで残留成分を拭き取る

油膜除去剤を拭き取った後は、ガラスクリーナーを使用し、ガラス表面に残った研磨成分や汚れをきれいに拭き取ります。
残留成分が残っていると、窓ガラスコーティング剤の定着を妨げ、耐久性が低下する原因になります。
乾いたきれいなマイクロファイバークロスを使い、拭き残しがないよう丁寧に仕上げましょう。
7.窓ガラスコーティング剤を均一に塗り込む
窓ガラスコーティング剤をアプリケーターに適量取り、ガラス表面へ均一に塗り広げます。
塗り残しを防ぐため、縦方向と横方向に動かしながら、範囲を少しずつ区切って施工しましょう。
ゆっくりと適度な圧をかけ、コーティング剤をガラス表面へ丁寧になじませるように塗り込むことが、耐久性を高めるポイントです。
液剤がボディへ付着すると、シミの原因になることがあります。万が一付着した場合は、乾く前にきれいなクロスですぐに拭き取りましょう。

8.コーティングが定着するまで10〜15分待つ

窓ガラスコーティング剤を塗り広げた後は、すぐに拭き取らず、10〜15分程度待ってガラス表面へ定着させます。
待ち時間は製品や施工環境によって異なるため、使用方法を確認しながら進めましょう。
炎天下やガラスが熱い状態では乾燥が早まるため、日陰で施工することが大切です。
9.乾いたきれいなクロスで拭き取る
コーティング剤を定着させた後は、乾いたきれいなマイクロファイバークロスで余剰成分を拭き取ります。
クロスの面をこまめに変えながら、ガラス全体が透明になるまで丁寧に仕上げましょう。

10.窓ガラス周辺も念のため拭き取る

塗り込み時に気づかないままボディへコーティング剤が付着したり、拭き取り時に液剤が周囲へ伸びたりすることがあります。
窓ガラスに隣接する塗装面やモール、未塗装樹脂まで確認し、念のためきれいなクロスで拭き取っておきましょう。
11.施工後は水に濡らさず定着させる
施工後はコーティング被膜を十分に定着させるため、少なくとも12時間程度は雨や洗車などで水に濡らさないようにします。
施工直後に水分が付着すると、撥水性能や耐久性が低下する原因になることがあります。
施工前に天気予報を確認し、屋内や雨の影響を受けない環境を確保しておきましょう。

専門店がおすすめする窓ガラスコーティング剤
arinomamaがおすすめする窓ガラスコーティング剤は、Magnify Glass Coatingです。
DIYでも扱いやすく、アプリケーターで均一に塗り広げ、定着後にクロスで拭き取るだけで施工できます。作業自体はシンプルですが、適切な下地処理を行うことで、専門店施工に近い撥水性能と耐久性が期待できます。
内容量は30mlあり、フロントガラスだけでなく、サイドガラスやリアガラスを含む複数台への施工が可能です。一度の施工で使い切る必要はなく、液剤が余った場合は適切に保管し、次回のメンテナンスや別の車にも使用できます。
施工のしやすさと耐久性を両立しているため、初めて窓ガラスコーティングをDIY施工する方はもちろん、カー用品店で販売されている簡易的な製品よりも長持ちする仕上がりを求める方にもおすすめです。

DIY施工で失敗しないための注意点
炎天下やガラスが熱い状態で施工しない
直射日光が当たる場所や、ガラスが熱くなっている状態では、コーティング剤や油膜除去剤が早く乾きすぎることがあります。
乾燥が早まると、塗りムラや拭き残しの原因になるため、日陰や屋内など、ガラス表面が冷えた環境で施工しましょう。
油膜除去時の力加減に注意する
油膜除去剤を使用する際は、必ず製品ごとの使用方法や注意事項を確認してください。製品によって研磨力は大きく異なり、短時間で素早く油膜を除去できる製品ほど、強い研磨成分を含んでいる場合があるため注意が必要です。
必要以上に力をかけてしまうと、窓ガラスに細かな傷が入るおそれがあります。ガラスは塗装面より硬く傷が入りにくい一方、万が一傷を付けてしまうと、DIYでのリカバリーは難しく、専門的な研磨作業が必要になる場合があります。
最初は目立たない小さな範囲で試し、軽い力から始めて、油膜の落ち方を確認しながら作業を進めましょう。

まとめ
窓ガラスコーティング剤は、雨天時の視認性を高め、油膜や汚れの付着を抑えるために有効です。DIYでも施工できますが、撥水性能や耐久性を十分に引き出すには、コーティング剤を塗る前の下地処理が欠かせません。
窓ガラスに残った油膜や古い撥水被膜を丁寧に除去し、ガラス表面を整えてから均一に塗り込むことで、ムラの少ないきれいな仕上がりが期待できます。また、油膜除去剤は製品によって研磨力が異なるため、力をかけすぎず、必ず使用方法を確認しながら作業することが大切です。
施工前には天候や作業環境を確認し、施工後は被膜が定着するまで水に濡らさないようにしましょう。手順を省略せず丁寧に作業することが、窓ガラスコーティングをきれいに長持ちさせるポイントです。

佐久間 陽平|株式会社insieme 代表取締役
2019年より海外カーケアブランドの正規輸入事業を開始。
現在はヨーロッパを中心に20以上のブランドを取り扱う、日本最大級の海外カーケア通販サイト「arinomama(ありのまま)」を運営。
ドイツ・イギリス・スウェーデンなどの最新カーケア製品・技術を日本市場へ導入し、製品選定・検証・販売まで一貫して手掛ける。
東京都内でカーディテイリング専門店も運営し、施工現場で得た一次情報をもとに、コーティング・洗車・メンテナンスに関する実践的な情報を発信。