Interview サーブフェイスの実力とは|セラミックコーティング導入店インタビュー

“もう探さなくていい”。
高級輸入車オーナーが惚れ込んだ格別の技術とコーティング剤
株式会社 kirameki代表取締役 北山友幸

採用に至った理由──servFaces導入の経緯
kiramekiでは創業以来12年にわたり、既存のコーティング剤に甘んじることなく、常に改善と検証を繰り返してきた。毎年、半年以上に及ぶ長期検証を実施し、メーカーの試験データだけに頼らず、あくまで現場のプロフェッショナルとして、実車を用いた徹底的な比較検証を行っている。検証対象は、既存メニューに採用しているコーティング剤に加え、国内外のあらゆる製品。汚れの付着状況、撥水力とその持続性、艶の持続性、薬品耐性に加え、メンテナンス時の汚れの落ちやすさ、さらには日常的なシャンプー洗車における汚れ落ちの良さなど、実際のオーナー様の使用環境を想定した視点からも評価を行っている。プロの目線だけでなく、ユーザー目線に立ったリアルな扱いやすさや満足度にまで踏み込んだ多角的な検証が、kiramekiのこだわりである。
そのうえで、既存の製品よりも明確に優れていると判断できたものだけを、入れ替え制にて正式採用している。妥協は一切ない。そうした厳格な検証の中で、数年間にわたり変更されることのなかったメニューに対して、圧倒的な“差”をもって新たに採用されたのが、servFaces(サーブフェイス)のセラミックコーティングである。この製品は、最高峰の1層式セラミックコーティングでありながら、一般的な多層式コーティングに引けを取らない性能を発揮する。しかも、適正な価格帯での施工が可能であり、クオリティを損なうことなく、お客様にとって納得感のある価格でサービスを提供できる点も、導入の決め手となった。

導入後の手応えと、お客様の反応
以前まで採用していたセラミックコーティングも、お客様からの評価は非常に高かった。しかし、リピーターのお客様の新たな車両にservFacesのセラミックコーティングを施工した際には、多くの方が艶感と撥水力の違いに驚かれる。中でも特に好評なのが、汚れにくさである。
傾斜の少ないボンネットでも、雨天時には水滴が汚れを巻き込みながら転がり落ちていくセルフクリーニング効果を体感され、「これまでとは明らかに違う」という声を多数いただいている。このセルフクリーニング効果は、ただ施工しただけで得られるものではなく、定期的な洗車によってコーティング被膜を清潔な状態に保つことで初めて、その効果が最大限に発揮される。綺麗な被膜が維持されているからこそ、雨水が汚れを巻き込んで流れ落ちる理想的な状態が実現する。また、洗車をご自身で行うお客様からは、「シャンプーだけでスルッと汚れが落ちる」との感想も多く寄せられている。こうした実感こそが、servFacesの性能を裏付けていると言える。
kiramekiには欧州車、特にドイツ車を所有するお客様が多く、同じドイツ製であるservFacesとの相性が非常に良いという点も見逃せない。servFacesは、ドイツにある“ランボルギーニ博物館”として知られる「Klima-Lounge Museo CCC(ムゼオ・シーシーシー)」と業務提携を結んでいる。この施設は、フェルッチオ・ランボルギーニが1948年に製造した「Carioca」トラクターをはじめ、希少なプロトタイプや限定モデルのスーパーカーなど、150台以上の歴史的車両を展示する著名なコレクション施設である。servFacesは、同施設に展示される車両のメンテナンスを担っており、その信頼性と実績は世界的にも高く評価されている。そうした背景もあり、目の肥えたkiramekiの常連客からは、次回の新車施工時にservFacesを指名されるケースが増えている。確かな性能は、確かな満足と信頼へとつながっている。

施工店が語る、servFacesというブランドの魅力
ここまでにservFacesの特徴についてさまざまな観点から紹介してきたが、他のセラミックコーティングにはない大きな強みのひとつが、「塗装を選ばずに施工できること」である。一見すると当たり前のように思えるこの点だが、実は一部のセラミックコーティングには、塗装面との密着性を高めるために溶剤成分が強めに配合されているものがある。塗膜密度の高い車両に対しては問題なく機能するが、塗装密度が低くデリケートな塗装面に施工した場合、溶剤が過剰に浸透し、塗装表面に曇りやムラを生じさせてしまうケースがある。せっかく磨き上げた美しい塗装面が、施工によって逆に美観を損ねてしまうという本末転倒なリスクも無視できない。その点、servFacesはどのような塗装にも安定して適合する特性を備えており、施工の自由度と安心感において非常に優れている。これは、現場で数多くの車両を扱う施工店として、信頼を寄せられる大きなポイントである。
また、被膜強度に関しては、1層式のセラミックコーティングの中では、kiramekiが十数年にわたり取り扱ってきた製品群の中でも群を抜く性能を誇っている。さらに、薬品耐性においても非常に優れており、コーティング被膜にダメージを与えることなく、汚れのみを安全に除去できる点は大きなメリットである。これらの特性が融合することで、servFacesは高級車やスーパーカーといった多様な塗装と使用環境に対応できる、実用性と信頼性を兼ね備えたブランドとして高く評価されている。

もう探さなくていい──お客様の言葉が示した“答え”
これまでに多くの車両を施工してきた中で、今でも印象に残っているエピソードがある。オーディオやカスタムパーツに非常に高額な費用をかけてこられたお客様が、servFacesの施工後にこう語ってくださった。「これほど費用対効果が高く、満足度の高いカスタムはなかった。これは“最高のカスタム”だと思う」研磨やコーティングといった、目に見えるパーツではない“サービス”が、その方にとってこれほどの価値として届いたことは、コーティング専門店として何よりも嬉しい出来事だった。また、これまで複数の施工店を渡り歩いてきたという新規のお客様からも、「今まで受けてきたコーティングとは全く別物だ」とのお言葉をいただくことがある。中には、**「もう探さなくていい。ここでようやく満足できた」**と語ってくださった方もいた。施工直後の仕上がりだけでなく、時間が経つほどに違いを実感していただけるというのは、servFacesが持つ本質的な性能と、kiramekiの仕上げ品質が融合した結果だと実感している。長くコーティングを探し続けてきたお客様のその一言が、すべてを物語っている。

今後の展望と、お客様へのメッセージ
十数年にわたり、研磨とコーティングだけに特化し、その技術をひたすら追求してきたkirameki。その歩みの中で辿り着いた、現時点におけるひとつの最適解が、1層式・最高峰のセラミックコーティング「servFaces」である。新車への施工はもちろん、経年車であっても、熟練の研磨技術によって新車以上の輝きを引き出すことができる。その変化と美しさを、ぜひ一度体感していただきたい。これからも、私たちは流行にとらわれることなく、あくまで“本質的な美しさ”を引き出すための研磨とコーティングにこだわり続ける。お客様の愛車が、時を重ねてもなお美しくあるために――そのための技術と環境を、これからも磨き続けていく。
Shop Information

- 店舗名
- 株式会社 kirameki
- 代表取締役
- 北山友幸
- 所在地
- 兵庫県尼崎市元浜町2丁目22-2
- 電話番号
- 06-6430-7732
- WEBサイト
- https://kirameki.ne.jp/
- SNS
経験と信頼で築いた、プロフェッショナルとしての礎
2008年、当時23歳でカーディテイリング業界に足を踏み入れた北山氏は、業界屈指のコーティング専門店にて約5年間、最前線の現場で技術を研鑽。 2013年に「煌(kirameki)」を個人事業として創業し、2021年に法人化。現在は株式会社kiramekiとして、全国の高級車オーナーから厚い信頼を集めている。
2008年当時、業界ではガラスコーティングが急速に普及しはじめ、多くの施工店が新しいコーティング剤の導入にしのぎを削っていた。 一方で、北山氏が勤めていた専門店では、塗装の美観を最大限に引き出す「研磨」工程を重視していた。 「どれほど優れたコーティング剤であっても、下地の仕上がりが粗ければ真価は発揮されない」 この現場で培われた理念と技術こそが、北山氏の礎となり、のちのkiramekiの核となっていく。 研磨という、カーディテイリングの本質に真正面から向き合う姿勢は、創業後も一貫して貫かれてきた。 その仕上がりの美しさは高級車オーナーの間で高く評価され、口コミを通じて瞬く間に全国へと評判が広まっていった。
近年、ラッピングやPPF(ペイントプロテクションフィルム)、オーディオ、ウィンドウフィルムなど、多彩なメニューを提供する店舗が増える中で、kiramekiは“研磨とコーティング”という原点に今もなおこだわり続けている。 そして今、kiramekiが目指しているのは――車を本気で愛する人たちが自然と集い、語り合い、信頼を託せるコーティング専門店であること。 単なるサービス提供にとどまらず、“車好きのための居場所”として存在することが、私たちの理想です。 流行に迎合するのではなく、本質を追求し続ける姿勢こそが、kiramekiを“磨きとコーティングのプロフェッショナル”たらしめる所以である。
技術に応える環境、品質を支える設備
kiramekiという名を語るうえで欠かせないのが、日本国内でも導入例の少ない「COATING HARDEN BOOTH(コーティング硬化乾燥ブース)」と、独自設計の「THE POLISHING BOOTH(研磨専用ブース)」の存在である。
研磨とコーティングに特化してきたkiramekiは、技術(ソフト)だけでなく、設備(ハード)においても一切の妥協を許さない。施工環境そのものが品質を決定づけるという信念のもと、仕上がりの美しさを徹底的に追求している。経験豊富な職人が、一台一台の状態を見極め、その車に最適な施工プランをオーダーメイドで提案。高級車やスーパーカーの持つ美しさを、最大限に引き出すためのコーティングを提供している。
施工品質の核となる“磨き”においては、専用ブースの存在が重要となる。kiramekiの研磨専用ブースは、艶消しブラックの内装で映り込みを抑え、複数の色温度・角度のLED照明により、塗装面の細部まで正確に照らし出す。この環境下でしか見えない微細なキズやシミ、塗装の劣化を的確に捉え、磨きの作業が始まる。
また、近年の高機能コーティング剤は、優れた撥水性や高硬度を備える一方で、完全な硬化までに時間を要するものも多い。
kiramekiはその課題に対し、コーティングの品質をさらに高めるため、専用の硬化乾燥ブースを導入した。このブースには、壁面と天井に赤外線ヒーターを内蔵。温度と湿度を最適に制御し、天候や空気中の不純物の影響を受けない、安定した硬化被膜を形成する。
数日間にわたる乾燥工程までも含めて、品質を支えるのがkiramekiのスタンダードである。